商品の説明
〈解説文は全て独自で書いております。無断使用はご遠慮下さい。〉
★昭和44年(1969年)発行。函、ビニカバ欠。
★表紙=背の天にヨレやや有。それ以外は目立つ
難無し。
★本体=三方に薄く経年ヤケ、小口側の下部に一部
薄くシミ有。見開き、見返しにヤケ有。
★★上記以外、本文内に目立つシミ汚れ等無く、55年の経年比で、大層美品と自負しております。
製本も堅牢で、ご愛読に支障は御座いません。
ムーミンファンなら、間違いなくイチオシの本です。下村隆一氏の訳が最高!というのは、私も同じくなのですが、本書の訳者様も凄い方なのですよ。日本翻訳児童文学界の重鎮、矢崎源九郎氏です!
言語学者にして北欧の児童書を(ゆかいなヤンくん、日向ヶ丘の少女)多数名訳にてご紹介下さった方。矢崎源九郎訳、と付いていれば買いだ!と、昔の証券取引所の証券マンの様に叫びたくなる事請け合いです。
粗筋については、今更申し上げますまい。「ムーミン谷の夏まつり」が世に出る三年前に、こちらが日本初で出版されております。
挿絵は、原書のヤンソン氏の絵を参考に描かれていると思われる、そっくりな構図。版権の都合でもあったのでしょうか。でも、こちらの赤星亮衛氏の絵も、味があって素敵なのです。
表紙の、スノークのおじょうさんの、三つ編みをご覧下さい。何故かムーミンママにも前髪が。ムーミン屋敷はバルコニー付き!
スノークがスノルク、スナフキンが何と「かぎタバコ屋くん」、ミムラがミュムラ、ちびのミイがミュー子です。
原語でどの様に発音されているのかは、分からないですものね。スナフキンは、英語名です。本当は、矢崎氏の訳が原書に忠実な訳との事。
ムーミン屋敷が浸水した時に、ムーミンが食物部屋へ潜水してバター入れや、パンを一塊とコーヒーの缶をとってきた、というシーンでも、ちゃんとローガンベリーのジャムが散らばっていた、となってます。この当時、ローガンベリーを知ってた人って何人いたのかな?
様々な出来事が次々と起こる、ムーミンシリーズの中でもお好きな方が多い夏まつりですが、私は、牢屋番のへムルのいとこの、小さなヘムルの娘が大好きなんです。良い子なんですよ!
状態は、上記★書きと、画像よりご判断下さい。
古書にご理解のある方との、嬉しいご縁を心よりお待ち致しております。
商品の情報
カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > 絵本・児童書商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域愛知県